2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
先週末かなり上がって終わったので大幅反動安かと思いましたが、それほどでもありませんでしたね。 EUがロシア産原油の禁輸に合意したニュースで原油価格が上がったので、インフレ懸念が強まって金利高、株安という流れだったようです。 原油価格自体はその…
先週までの動き インフレによる景気減速懸念で米国債が買われ、金利低下・株安が続いていましたが、先週はやっと株価上昇となりました。 ドル円やドルインデックスも下落してきて、リスク資産を買う動きが強くなってきています。 ウォルマートとターゲットで…
米国金利の低下でドル安傾向ですが、株が大幅に戻した一週間でしたね。だいぶ雰囲気が変わってきたようです。 ただすんなり上がっていくとは思いません。FRBの金融引き締めが続くうちは我慢が強いられると思っておきます。 一週間の値動き(S&P500・金利・為…
4月のPCEコアデフレータが前年比+4.9%で市場予想通り。これでインフレのピークアウトが確認されたという受け止めだったようです。 合わせて米個人消費の堅調さも示されたことから消費関連株、景気敏感株が買われて米株は2日続けて大幅高。 少しまた局面が変…
金利はほぼ変わらず。S&P500は約2%上昇しました。 小売業からいくつかよい決算が出て、ウォルマートとターゲットの後の悪い流れを断ち切ってくれたようです。 明日次第ですが久しぶりに週単位でプラスが見えてきました。明日はアメリカが三連休前となり売り…
注目された5月FOMC議事録では、多くの会議参加者が今後2回、0.5%の利上げが必要と考えているという内容でした。 具体的には6月と7月のFOMCでも0.5%ずつ利上げして7月には1.75%まで政策金利を引き上げることになります。 市場予想を上回る利上げが示されたと…
米国10年債金利が2.7%台に下がってきました。景気後退の懸念から安全資産として米国債が買われています。それに加えて、不況に強いディフェンシブ株が買われたそうです。マクドナルドや通信のベライゾンなどです。 もし先週までのようにインフレ懸念が強けれ…
主要な経済データの発表やFRBの金融政策に関する動きがない中で、先週までの大幅下落と、米大統領の対中国製品関税の引き下げ検討発言で少しリスクを取る動きが強かったようです。 2%近い上昇とはいえ、まだS&P500は4000を割ったままで本格的な上昇はアメリ…
先週までの動き 何週も続けて株価が下がっていますが、この二週間は債券が買われ出したのが大きな変化です。 教科書的には株が買われるときは債権が売られるときで、債権が買われるときは株が売られるときと言われています。 コロナショック後は株も債券も買…
米長期金利は2週続けて下がりました。利上げ&金融引き締めが続くという見方の中なので、景気減速を見込んで株よりも債権が買われているといえます。 これが続くとどこかで、債券の利回りよりも、株式でリスクをとった方が期待リターンがよくなるタイミング…
昨日からの流れを引き継いで金利は低下。株も取引時間中かなり下落しましたが、最後の1時間で劇的に戻して前日とほぼ変わらずで終わりました。 少し下げてもすぐに最高値を更新していた昨年とは明らかに異なるのは金利上昇、金融引き締め局面だからでしょう…
インフレが企業業績に悪影響を与え出したのが小売業の決算で明らかになり、インフレを抑え込むために利上げと金融引き締めが今後も続く。 不景気なのに金利高ではEPSもPERも高くなりませんから株価は上がらないですね。 こうして株価が下がったところで少し…
昨日のパウエル議長タカ派発言には下がらなかった株価が、アメリカ小売ターゲットの悪い業績には強く反応しました。 人件費の高騰とサプライチェーンの混乱による在庫費用の上昇で市場予想を下回る業績発表で、投資家の懸念が現実になったことで強い反応にな…
取引開始前に発表された小売売上高がほぼ市場予想通りだったからなのか、株価は前日を上回って取引されました。 パウエル議長がかなりのタカ派発言を行ったときはやや下げましたが、すぐに値を戻して高値引け。 年初来安水準のS&P500ですから大幅高してくれ…
米中で発表された経済指標がともによくなかったことで、安全資産として米国債が買われて金利が低下しました。 中国の小売売上高が前年同月比で11%マイナスというのはかなりインパクトのある数字でしたね。 中国での厳格なコロナ対策がサプライチェーンへの懸…
先週の動き 久しぶりに流れが変わって金利が低下。ドル円も下がりました。 ただし、ドルインデックスはまだドル高傾向が継続しています。マーケット全体としてはまだドルキャッシュにお金が向かいながらも、少しずつ債券が買われ出している状態でしょうか。 …
S&P500は下落しても米金利高でドル高円安というのが、前週まで5週連続で続いていました。今週は久しぶりに米金利が前週末比で低下することになりました。 アメリカのインフレを示すデータは軒並み7%台、8%台が続いています。上がったとはいえせいぜい3%の長…
前日とは逆で、金利が上がって株も上がりました。安全資産である米国債を売って、株式が買われたという動きでした。 市場の流れを変えるようなデータや要人発言があったわけではないので、昨日の株の売られすぎ、米国債の買われすぎを巻き戻しただけにも見え…
一時期3.1%を超えた米国長期金利が2.8%台まで下がってきました。ただし株価は引き続いて下落。 少し前までは金利が上がった(国債が売られた)ので、株が売られるという説明でしたが、直近は株が下がったので国債が買われるという説明に変わってきました。 …
注目された4月CPIの数字が、前月よりは低いが市場予想よりは高いという判断が難しいものでした。 債券は買われたので、インフレのピークアウトを歓迎、またはインフレによる景気減速を警戒した動き。 株は売られたので、インフレによるコスト増での企業業績…
S&P500は上は前日比+2%、下は-0.5%くらいまでありまさに乱高下でした。 金利は低下してテック株中心に株価が上がりましたが、全体としては明日のCPI発表まで様子見という形になりました。 最近は週の真ん中で強く上げて翌営業日には戻すというのを繰り返して…
米10年債利回りが一時3.17%まで上昇して、S&P500が久しぶりに4000ポイントを割りました。 ただし、株が下がり、インフレによる景気減速懸念が高まって、金利は反転して取引終了。 金利が下がって株価も下がったように見えますが、金利が上がったので株価が下…
先週の動き 「金利上昇・株安・ドル高円安」が先週も継続しました。 株式、債券、ドルキャッシュの3者の関係で考えると、株は買われず、債券が売られて、ドルキャッシュを持つという投資家が多いということですね。FRBの金融引き締めで米ドルがFRBに回収さ…
GW前の週は木曜が大幅高、GWの今週は水曜が大幅高、どちらも一日で値を戻すという展開。日々の値動きには目を奪われず、大きな流れを意識したいですね。 今は利上げ・金融引き締め局面、去年までのように株が一直線で上がっていくことは期待せず、リスク管理…
4月の雇用統計が発表されて、予想を上回る雇用者数の伸びとなりました。 16歳以上の生産年齢人口に占める労働力人口の割合を示す、労働参加率が回復していないことから、今後も賃金の上昇、インフレが続き、金融引き締め加速が継続するとの見立てのようです…
昨日は急上昇にびっくりしましたが、今日は昨日の上昇分を打ち消して下落。 ドル円を含めて考えると日本の連休前の水準に戻りました。やはり一喜一憂は疲れるだけで無意味でした。 大きい流れとしては、金融引き締め、金利上昇で株価は下押しされるというの…
ほぼ確実と見られていた6月のFOMCでの0.75%の利上げを、パウエル議長が否定したことで金利は急低下、株価は急上昇しました。 インフレが落ち着きつつあるとの見方だそうですが、株価下落による景気減速を心配したのかもしれません。 4月に上がらなかった分、…
FOMC後のパウエルFRB議長の会見が明日行われますので、その前日の様子見というところでしょうか。金利はほとんど動かずやや低下しました。 株の方は昨日の高値引けを引き継ぐような形で続伸。資源株やディフェンシブ株が強かったようです。 明日は大きく動く…
金利は引き続いて上昇して、ついに10年債利回りが3%を超える場面がありました。 株価は当然頭を押さえられるような感じになり、一時は先週終値からさらに-1.5%まで下げました。早く目が覚めて午前4時からスマホを見たらすぐにふて寝するレベルでしたね。 た…
先週の動き 週単位では3週連続で、「金利上昇・株安・ドル高円安」となっています。 続々と発表されている1-3月期の企業業績は悪くないようです。それでもアマゾンやアップルのガイダンスがよくないこと、インフレは相変わらず進んでいて金融引き締め加速の…