注目された5月FOMC議事録では、多くの会議参加者が今後2回、0.5%の利上げが必要と考えているという内容でした。
具体的には6月と7月のFOMCでも0.5%ずつ利上げして7月には1.75%まで政策金利を引き上げることになります。
市場予想を上回る利上げが示されたとなっているニュース記事がありますが、株や債券の動きを見ると、市場予想通りだったようです。
市場の関心が、金利上昇でPERが下がってしまう懸念よりも、インフレで企業業績が悪化しEPSが上がらない懸念にシフトしたということでしょう。
S&P500・金利・為替・ゴールドの値動き
✳︎TradingViewより
ろうそく足…S&P500 🟧…米10年債金利 🟪…ドル円 🟦…ドルインデックス 🟨…ゴールド
米10年国債利回り：2.74%（-0.01）
Recently, investor fears have shifted away from higher rates and toward the possibility of a recession as inflation remains near 40-year highs.
（最近、インフレ率がほぼ40年ぶりの高さを維持しているため、投資家の懸念は利上げからリセッションの可能性へとシフトしている。）- CNBC記事より
S&P500：3,978.73（+0.94%）
Stocks rose on Wednesday after the minutes of the Federal Reserve’s May policy meeting showed the central bank is prepared to raise rates further than the market had anticipated.
（FRBの5月政策会合の議事録によってFRBが市場予想を上回る利上げに備えていると示された後、株価は上昇した。）- CNBC記事より
元記事はこちら
Stocks rise after Fed signals further rate hikes, Dow jumps nearly 200 points
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