先週の動き
金利は水曜を除いて継続して上がっていきましたが、株は木曜の朝がピークで木金にかけて大きく下げました。
続々と発表されている企業業績は概して予想を上回っていて、金利上昇もある程度織り込まれているはずなのですが株価がすんなり上がることはありませんでした。
ドル円は米国金利の上昇に合わせてドル高円安。為替は非常にわかりやすい動きになっています。
先週月曜から金曜の値動き
ろうそく足…S&P500 🟧…米10年債金利 🟪…ドル円 🟦…ドルインデックス 🟨…ゴールド
✳︎TradingViewより
元記事
The sliding stock market is headed for a loaded week of tech earnings and economic data
Rising interest rates and persistently high inflation have weighed on stocks and created concerns about an economic slowdown. The coming days will bring fresh looks at some the world’s biggest companies, as well as economic growth.
（金利の上昇と持続的な高インフレが株式を圧迫し、景気減速への懸念を生み出している。 今後数日は世界最大の企業のいくつかに加えて経済成長についても新しい見通しが出される。）
persistently : 持続的な
fresh : 新たな、新着の
今週はアマゾン、アップルなどの巨大IT企業の業績発表があり、加えてFRBが金融政策を決めるのに重視しているとされる個人消費支出の3月データが発表されます。
5月のFOMCで0.5%、6月はさらに0.75%の利上げが見込まれていますが、インフレがまだピークアウトしていないと思われるデータが出ると、さらに金融引き締め加速の見込みとなり株価下落となる可能性あります。
逆にそろそろインフレが収まりそうだとなれば、一気に上がるかもしれません。
いずれにしても今週も乱高下ありそうな気配です。
利上げ見込みのデータはこちらを参照しています。
Countdown to FOMC: CME FedWatch Tool
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