人間の脳の適応力だと思いますが、現状維持が心地よく、今の状況がずっと続くような気持ちになることが多いですね。
投資でも市場全体が好調なときはこのまま上がり続けるような気になり、下げるときはどこまでも下げるような気持ちになります。
最近だと20年3月21日あたりがコロナショックの底でしたが、どこまで下がるんだ、もう含み益が1000万円くらい減って通算でもマイナスに転落。ややもすると投資自体をやめたくなるような状況でした。
ただ、そこで思い出したのがこの資料。
出典:チャールズ・エリス「敗者のゲーム」
28年間の年平均リターン11.1%に対して、そこからたった30日を逃しただけで5.5%にリターンが下がってしまうという事実。
いい時もあれば悪い時もあっての投資。悪い時を受け入れたとしても年率11.1%になるなら大勝ちです。
今後も投資タイミングは意識せず、現金比率に注意しながら市場に資産を置き続けます。