今の状況が良ければ未来はバラ色、悪い状況が続いていればお先真っ暗という現状維持バイアス。
利益よりも損失を3倍大きく評価するプロスペクト理論。
人間が持っているこの二つの性質に正直になると、投資は必ず失敗します。
底値での狼狽売り、天井での高値掴み、小さな利確と大きな損切り、さらには損切りできず塩漬け…
今より遥かに少額で投資をやっているときの私はこれらを全部やっていました。
今はタイミングを図らない定期定額積立、銘柄を選ばないインデックス投資という二つで、投資収益にマイナスに働く人間の心を排除しています。
それでも50%を超える下落や、2年を超える下落が起こったときに、投げ売りや一発逆転を狙ったギャンブルトレードに乗り出さないとも限りません。
今はスマホで数千万円あっという間に取引できてしまいます。
このブログはそんな非常時に読み返せるように、ある意味自分向けに書いています。
以前からお世話になっている投資情報サイト「myINDEX」によると過去20年の実績を当てはめた際の現在のポートフォリオ期待利回りは6.9%、リスクは13.3%
これは、たまに年間-20%くらい下がることもあるし、ごくたまに-45%の大暴落もあるけど、長い目で見ると7%くらいで増えていく、ざっくりそんな意味ですね。
今からどれだけ-45%の暴落をイメージしておけるか、その時冷静に対応できるか、資産運用の成否を決めると思っています。