リタイアに向けて資産運用を考える中で、まず基礎となるのは公的年金だと思います。
①インフレにある程度対応できること
②死ぬまでもらえること
③国が保障していること(民間の保険会社よりは潰れない…)
公的年金で足りない部分をカバーするのが個人での資産運用の目的になります。
リタイア後の資産運用計画を考える中で最優先は国民年金+付加保険料です。
国民年金付加保険料について
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150331-03.html
国民年金月額16,610円に付加保険料月額400円を払うと、付加保険料を払った月数×200円が年金額にプラスされます。
簡単に言うと、年金を2年間もらえば元が取れる(ただしインフレは考慮しない)というものです。
FIREの考えで4%ルールというのがあります。年間で資産額の4%の取り崩しであれば資産が尽きないというものですが、これを当てはめて計算すると、国民年金の付加年金は年利20%での資産運用に匹敵します。
以下、計算
20年間(240ヶ月)付加保険料400円を納付
→年額48,000円(240×200)の年金増
年48,000円を4%ルールで取り崩せる資産
→120万円(48,000÷0.04)
20年間・月400円の積立が120万円になる場合の年利
→19.7%
ここ数年の米株のリターンに匹敵するような利回りが国に保証されている夢のような話です。
もう少し先ですが、具体的なリタイア計画には国民年金プラス付加保険料納付、年額約20万円を入れておくつもりです。