先週までの動き
先々週のインフレ指標にピークアウトの傾向が見られず、先週はFRBによる金融引き締めペースの加速が一気に織り込まれました。金利は上昇、株価は下落。
この米国での金利高、株安に加えて、世界の中央銀行が金融引き締めに動く中、日銀の政策転換の可能性が意識されたようです。為替が円高に動く場面がありました。しかしこれは金曜の黒田総裁会見で否定され、日銀は大規模緩和継続でした。135円付近までまた円安が進んで先週を終えています。
年初来の値動き
（上：米10年債金利含む、下：同含まず）
ろうそく足…S&P500 🟧…米10年債金利 🟪…ドル円 🟦…ドルインデックス 🟨…ゴールド
✳︎TradingViewより
元記事
Look for more selling pressure next week as investors learn the hard way not to fight the Fed
Chair Jerome Powell will testify before Congress next week and is expected to hold firm on his plan for a more aggressive Fed until inflation is brought to heel.
（パウエル議長は来週の議会で証言し、インフレが解消されるまで、（金融引き締めに）より積極的なFRBの計画を堅持することが予想されている。）
FRBのパウエル議長が水曜と木曜に議会証言を行います。インフレを断固押さえ込むというトーンは間違いないでしょうが、どのくらい株価に有利に捉えられるニュアンスを出すのか、またはまったく出さないのか、注目されそうです。
月曜がアメリカがお休みなので、今週の取引は4日間です。一日少ない分、値動きが荒くなるかもしれませんね。
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