今回の株価急落とその後の乱高下ですが、改めてこれまでの投資方針が正しかったと思っています。
具体的には以下です。
・昨年から現金比率の低下に対処するため、税負担を極力回避しながらリスク資産の売却を行い現金を増やしていた。
・同じく昨年から、米ドルで受け取った分配金は、ゴールドのETFや米ドル定期預金に換えていた。
・今回の暴落で現金、ドル預金を使ってS&P500連動ETFを追加購入した。
・さらに株価が下落すればゴールドのETFを売却してリスク資産の買い増しができる。
資産額の絶対水準は年間生活費の30年分以上あり、現金だけでも約5年分の生活費です。
また、太陽光発電からの収入と、金融資産からの配当金・分配金で年間生活費の約50%がカバーされています。
そうすると、実質的に10年近く資産の取り崩しをせずに生きていける可能性があります。
そして10年耐えられれば、まもなく公的年金を貰うことが可能な年齢になります。
というわけで、資産規模、資産構成ともに今回の混乱に十分対応できると思っています。
2017年以来の年平均利回りも8%台になり、当初から想定している運用利回りに収まってきました。
今後もこれまでの方針を守り、現金比率が上がれば買い増しを狙い、下がれば現金化する、これの繰り返しですね。
というわけで今週の私の資産状況です。
一週間の値動き(S&P500・金利・為替・ゴールド)
↓米金利は上昇。S&P500も上昇↓
✳︎TradingViewより
ろうそく足…S&P500 🟧…米10年債金利 🟪…ドル円 🟦…ドルインデックス 🟨…ゴールド
今週の資産状況
前週比:-1.8%
先週末比でS&P500が+5.70%、ドル円は約1.5%の円高ドル安で、S&P500の円換算では4.1%程度のプラスでした。
私の資産寿命は先週から約7ヶ月(1.8%)縮みました。
これにより資産額は年間の生活費に対して30.9倍となっています。
また、ドル換算では前週比変わらずとなりました。
キャッシュ比率:15.6%(前週15.3%)
キャッシュ比率(CP)は先週からプラス0.6ポイントで15.6%となっています。先週に引き続きCPは上昇しました。
平均利回り:8.6%(前週8.9%)
先週からマイナス0.3ポイントで8.6%となっています。これまでの10%超というのが高すぎで、過去の歴史的には6%から9%くらいがインデックス投資で見込まれるリターンです。その意味では今回の下落は健全な調整とも考えられます。
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これまではこんな流れで運用してきています。