先週までの動き
先週発表の経済データは弱目のものが続き、リセッションの懸念から米国債が買われて金利が低下、株は売られて株価は下がるという展開でした。
少し前は強い経済データが出ると、FRBの金融引き締め加速を警戒して株が売られていたので、感覚的には強い経済データが出ても売られ、弱い経済データが出ても売られるという感じになってきました。
年初来の値動き
（上：米10年債金利含む、下：同含まず）
ろうそく足…S&P500 🟧…米10年債金利 🟪…ドル円 🟦…ドルインデックス 🟨…ゴールド
✳︎TradingViewより
元記事
Recession fears flare and jobs report looms as markets head to Q3
“I think the market is caught between two narratives,” said one strategist. “I don’t know if it wants good news or bad news. At first, the hot economic news was bad because the Fed could go another 75 basis points and keep going, but now the market wants softer news. But is the landing going to be soft or hard? It’s like threading the needle right now.”
（「市場は2つの物語の間に挟まれていると思う」とあるストラテジストは語った。 「良いニュースが欲しいのか悪いニュースが欲しいのかわかりません。 当初、FRBがさらに75ベーシスポイントの利上げを継続する可能性があるため、強い経済ニュースは嫌がられた。しかし、今では市場はより穏やかなニュースを望んでいる。 しかし、ソフトランディングになるかハードランディングになるか、今、針に糸を通すようなものだ。」）
今週は水曜に6月FOMCの議事要旨公開と金曜に雇用統計の発表があります。
データがよくても悪くても株が下げている最近ですが、FOMCで話し合われた内容にこれまで市場が予想していたのと違う内容があれば流れが変わる可能性もあります。発表後の動きに注目ですね。
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